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これは、一人の老人に出合ったときの思い出である
高齢者施設で暮らす老人の部屋に招待された
六畳ほどの小さな部屋の片隅にたくさんの絵が保管されていた
その中から1枚を取り出し、自慢げに見せてくれた
某展覧会で入選になった作品だという
とても大事そうに保管されていた
私が最後の鑑賞者なのかも知れない
そう思ったとき、この絵を再び大勢に人に見せてあげたいと思った
全国にはこのような人がたくさんいるだろう
地方にはたくさんの廃校がある
廃校を「名もなき画家たちの展覧会」にしよう
出品料と入場料があれば維持できるだろう
その上、地域活性化の起爆剤になるカモ知れない
その内、企画書にまとめて公開しよう
私も彼と同じような年齢になった・・・・
2024年12月15日記す
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