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サイトにご訪問いただきありがとうございます。
このサイトでは、私が企画屋として独学で学び、修得したことを公開しています。
みなさんに良い情報を効率よく学び、より良い社会を創って欲しいと願っています。
なにかひとつでもあなたの役に立つことがあれば幸いです。
時代はものすごい勢いで変化していると思うでしょうが、基本的なことは殆ど変わっていません。
私が企画の仕事を始めた頃は、まだインターネットはありませんでした。
初めは、パソコン通信でテキストだけの限られたグループ内だけの会話です。
無線で会話をするアマチュア無線と同じ時期に普及し、無線とパソコン通信のドッキングをみんなが模索していた時代です。
次に始まったのが日本のインターネット普及を遅らせた「キャプテン」です。
この時、日本の著名人が「これはすごい!」と絶賛したシステムです。
オープンメディアで誰でも自由に文字チャットに参加できました。
電話代が高く、30万円を使う強者(親が放任の家庭)もいましたね。
長文は嫌われるので「こば(こんばんは)」という省略文字会話の時代です。
次世代機として画像も使える「スーパーキャプテン」が現れ、誰もが通信時代の到来だと騒ぎました。
専門家と言われる人たちはこぞってテレビで日本の未来を語っていました。
ところが、あえなく日本のガラパゴス技術は沈没してしまいました。
まだ、通信環境が貧しかったのです。
ついに、インターネットが登場しました。
通信速度は遅かったのですが、ほぼ現在のインターネットと変わりません。
世界共通のインターネット時代がくるのです。
ところが、テレビも専門家も口をつぐんで、なにも言いません。
キャプテンで恥をかいたので、怖くて先人を切れなかったのでしょう。
このために、日本のインターネットは一年以上遅れたのだと思っています。
パソコンが売り出され、インターネットが出現したとき、最先端大好きな私はいち早く取り組みました。
その時に、インターネットの問題点や利点などを研究し、将来を予測しました。
その予測を元にいくつかのプランを作りました。
そのプランは時期尚早と言うことでお蔵入りになっていました。
終活の一環として資料を整理していたら、30年ほど前の古い企画書が出てきました。
このプランを見たときに、時代があまり進んでいないことに驚きました。
こんな時代では少しもワクワクしない。
本当なら私などには想像もつかない時代になっていてもいいはずです。
私は夢いっぱいの未来を驚いていたはずでした。
技術力は凄く進んでいるのに、活用が進んでいないのだと思います。
世の中はまだまだ発展し、素晴らしい世界ができるはずです。
2021年12月1日
筆名 はこび天舟(Takeyoshi Nakokou)