会社員必修 滑舌練習法 正しい「外郎売り」

スポンサーリンク
この記事は約6分で読めます。

Visits: 22

スポンサーリンク

ビジネスマン必修のスキルアップ訓練

いい声の人は得をします。
しかし、声がいいだけではだめです。
いい声というのは無駄に響いて、ことばが聴き取りにくいのです。

日高晤朗さん
日高晤朗さん

訓練すれば
聴き取りやすく
気持ちも伝わる
いい声になりますよ

言葉が不明瞭になったら、口の筋肉トレーニングをしましょう
正しい「ういろう売り」の練習方法です。
ういろう売りは、発声方法と口の筋肉の鍛え方。
決して「早口言葉」ではありません。

※この練習方法はSTVラジオパーソナリティー日高晤朗塾長直伝です。
良かったらお聞きください。
日高晤郎/紺屋高尾 本編
STVラジオ┃日高晤郎ショー 2013年12月21日 1597回 北の出会い~エンディング

毎日二回練習すると、言葉の明瞭さ、大きさ、力強さが飛躍的に向上します。

注意事項

下記の音声サンプルは参考としてください。
あまりにもヘタでも申し訳ありません。
原稿を作るために、無理して掲載しました。


声を出しているとき、ノドに負担がかかってはいないかを意識してください。
お腹の底から声が出ていることを感じてください。

1,原稿用紙のマス目に言葉を一文字づつ埋めていくのを意識しましょう。
  決して早口にはならないことです。
  ┃せっ┃しゃ┃お┃や┃か┃た┃と┃も┃う┃す┃は┃

2,最初の一回は、1m先にいる人に向かって話しましょう 👤

二回目は、5m先にいる5人に向かって話しましょう。 👤👤👤👤👤
大きな声を出すのではなく、相手に声を届けるのです。

はこび天舟
はこび天舟

三回目は、10m先にいる20人に向かって呼びかけましょう 👬👬👬👬👬👬👬👬
大きな声を出すのではなく、相手に声を届けるのです。

最後は、1m先にいる人に優しく話しかけましょう 👤
小さな子供に話しているのをイメージしてください

3,発声は、姿勢を正しくして、胃から口までの管を真っ直ぐにして、頭のてっぺんから声を出します。
  発声のスタートはお腹の底から発した声が、喉を通って、鼻を通って、頭のてっぺんから出ていきます。
  決して、頭のてっぺんから声を出さないでください。
  頭は声が抜けていくだけです。

4,声は気持ちを伝えるために発するものです。
  朗読は、ことばの意味を理解し、相手に伝えるように発声します。

自分でも驚くような力強い声が
出るようになりますよ。
声が若返ります(*^_^*)

外郎売り 練習1 滑舌練習 ※ここだけでも大丈夫


拙者親方と申すは、お立合の中に、御存じのお方もござりましょうが、
お江戸を発って二十里上方、相州(そうしゅう)小田原一色(いっしき)町をお過ぎなされて、青物町を登りへおいでなさるれば、欄干橋虎屋藤衛門、只今は剃髪(ていはつ)致して、円斉(えんさい)と名のりまする。

元朝(がんちょう)より大晦日(おおつごもり)まで、お手に入れまするこの薬は、昔ちんの国の唐人、外郎という人、わが朝(ちょう)へ来り、帝(みかど)へ参内(さんだい)の折から、この薬を深く籠(こ)め置き、用ゆる時は一粒(いちりゅう)ずつ、冠のすき間より取り出だす。
よってその名を帝より、とうちんこうと賜わる。
即ち文字には「頂き、透く、香い」とかいて「とうちんこう」と申す。

只今はこの薬、ことの外世上(せじょう)に弘まり、方々に似看板を出し、イヤ、小田原の、灰俵の、さん俵の、炭俵のと色々に申せども、平仮名をもって「ういろう」と記せしは親方円斉ばかり。もしやお立合の中に、熱海か塔の沢へ湯治(とうじ)にお出でなさるるか、又は伊勢御参宮の折からは、必ずお門違いなされまするな。
お登りならば右の方、お下りなされば左側、八方が八つ棟、表が三つ棟玉堂造り、破風には菊に桐のとうの御紋を御赦免あって、系図正しき薬でござる。

外郎売り 練習2 早口練習

注意事項を守った上での早口練習です


イヤ最前より家名の自慢ばかり申しても、ご存知ない方には、正身の胡椒の丸呑、白河夜船、さらば一粒食べかけて、その気見合いをお目にかけましょう。先ずこの薬をかように一粒舌の上にのせまして、腹内へ納めますると、イヤどうも云えぬは、胃、心、肺、肝がすこやかになりて、薫風咽より来り、口中微涼を生ずるが如し。魚鳥、茸、麺類の食合わせ、其の他、万病速効ある事神の如し。さて、この薬、第一の奇妙には、舌のまわることが、銭ゴマがはだしで逃げる。ひょっと舌がまわり出すと、矢も盾もたまらぬじゃ。

そりゃそりゃ、そらそりゃ、まわってきたわ、まわってくるわ。アワヤ咽、さたらな舌に、カ牙サ歯音、ハマの二つは唇の軽重、開合さわやかに、あかさたなはまやらわ、おこそとのほもよろを、一つへぎへぎに、へぎほしはじかみ、盆まめ、盆米、盆ごぼう、摘蓼、摘豆、つみ山椒、書写山の社僧正、粉米のなまがみ、粉米のなまがみ、こん粉米の小生がみ、繻子ひじゅす、繻子、繻珍、親も嘉兵衛、子も嘉兵衛、親かへい子かへい、子かへい親かへい、ふる栗の木の古切口。雨合羽か、番合羽か、貴様のきゃはんも皮脚絆か、我等がきゃはんも皮脚絆、しっかわ袴のしっぽころびを、三針はりながにちょと縫うて、ぬうてちょとぶんだせ、かわら撫子、野石竹。のら如来、のら如来、三のら如来に六のら如来。一寸先のお小仏におけつまずきゃるな、細溝にどじょにょろり。京のなま鱈奈良なま学鰹、ちょと四、五貫目、お茶立ちょ、茶立ちょ、ちゃっと立ちょ茶立ちょ、青竹茶筅でお茶ちゃっと立ちゃ。
来るわ来るわ何が来る、高野の山のおこけら小僧。狸百匹、箸百膳、天目百杯、棒八百本。武具、馬具、ぶぐ、ばぐ、三ぶぐばぐ、合わせて武具、馬具、六ぶぐばぐ。菊、栗、きく、くり、三菊栗、わせて菊、栗、六菊栗。麦、ごみ、むぎ、ごみ、三むぎごみ、合わせてむぎ、ごみ、六むぎごみ。あの長押の長薙刀は、誰が長薙刀ぞ。向こうの胡麻がらは、荏のごまがらか、真ごまがらか、あれこそほんの真胡麻殻。がらぴい、がらぴい風車、おきゃがれこぼし、おきゃがれ小法師、ゆんべもこぼして又こぼした。たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりから、ちりから、つったっぽ、たっぽたっぽ一丁だこ、落ちたら煮て食お、煮ても焼いても食われぬものは、五徳、鉄きゅう、かな熊童子に、石熊、石持、虎熊、虎きす、中にも、東寺の羅生門には、茨木童子がうで栗五合つかんでおむしゃる、かの頼光のひざもと去らず。
 鮒、きんかん、椎茸、定めて後段な、そば切り、そうめん、うどんか、愚鈍な小新発地。小棚の、小下の、小桶に、こ味噌が、こ有るぞ、小杓子、こ持って、こすくって、こよこせ、おっと合点だ、心得たんぼの川崎、神奈川、程ヶ谷、戸塚は、走って行けば、やいとを摺りむく、三里ばかりか、藤沢、平塚、大磯がしや、小磯の宿を七つ起きして、早天早々、相州小田原とうちん香、隠れござらぬ貴賤群衆の花のお江戸の花ういろう、あれあの花を見てお心をおやわらぎやという。産子、這子に至るまで、この外郎の御評判、御存じないとは申されまいまいつぶり、角出せ、棒出せ、ぼうぼうまゆに、臼、杵、すりばち、ばちばちぐゎらぐゎらぐゎらと、羽目を弛して今日お出でのいずれも様に、上げねばならぬ、売らねばならぬと、息せい引っぱり、東方世界の薬の元〆、薬師如来も照覧あれと、ホホ敬って、ういろうは、いらっしゃりませぬか。

全てのことは、相手に情報を伝えることから始まります。
ごにょごにょ話していては伝わりません。
会議やプレゼンテーションのチャンスに備えて、日頃から訓練しましょう。
声が良いとプレゼンターの役割も廻ってきます。

コメント